一年目の手紙
しんやさんの恋人からお手紙が届きました。

今日って何の日か、覚えてる?しんやのことだし、覚えてるよね。そうです、付き合って1年が経った日です。
節目だし、たまにはちゃんと自分の気持ちを伝えようかなと思って、手紙を書くことにしました。

さて、何から書こうかな。
あー、前から思ってたんだけどさ、しんやって鏡があると必ず自分の顔見るよね(笑)。
ってわざわざ記念日に書くようなことじゃないよね。この話はナシ(笑)。

このごろよく言い合いになるよね。この前の喧嘩のときに思ったことがあったんだけど。
しんやっていつもデート代を出してくれるけど、喧嘩になると「デート代だっておれが出しているのに」とか言うよね。それってちょっと男として小さくない?そんなつもりでデート代を出してるなら、最初から私もちゃんと出すんだけど。

それとさ、ぶっちゃけ、最近はあまり一緒にいても楽しくないんだ。
しんやはいつも私の批判をするし、特に嫉妬とかが強いよね(認めたくないかもしれないけど)。例えば私が男友達と遊びにいくときだって、「常識外れ」「有り得ない」とか言うよね。「不安だ」って言えばまだかわいいのに。なんか、最近のしんやは、かわいくない上にカッコ悪いよ。

しんやのことが嫌いなわけじゃないよ。でももう少し余裕を持ってほしいし、おおらかに構えてほしいんだよね。ほら、強がりな人と、器の大きい人って、違うでしょう?もう子供じゃないんだから分かると思うけどさ。

記念日なのに、あまり楽しいこと書いてないね・・・。ごめん、話題替えるね。

これでもね、私はしんやに感謝してるんだよ?
当時、元カレにふられて自信をなくしていた私に「みんなは君を好きになれなくても、おれならいける」とか言ってくれたよね。ニュアンス的には最低だと思ったけど、それでも私にとっては救いだったんだ。もう少し空気が読めたらなーとは思うけどね。

しんやが言ってくれた「50年後も、今と同じ気持ちを共有できたら嬉しい」ってセリフを今も信じているから、私はこれからもしんやと一緒に歩んでいきます。今もきっと同じ気持ちでいてくれているって、私は信じているよ。

これからもたくさんすれ違いとかあると思うけど、二人なりに、支え合いながら進もうね。あと、いちいち駅に落ちてるエッチな本を拾うのはやめてね(苦笑)。

ではでは、これからも末永くよろしくお願いします。しんやがいてくれてよかった。ありがとう。

P.S.ちゃんとおへそ洗ってね。